身内の借金の返済義務はあるか?

子供が知らない間に、300万円近くの借金をしていたようなのです。

取り立ての業者から連絡があって「親のあんたが責任を取って下さいよ」と言われたんですけど、どうしたらいいのでしょうか?

保証人になっていない限り、たとえ身内であっても返済義務は発生しません。

そういった不法な取り立てに対しては、毅然とした態度を取るようにして下さい。

借金をどれだけ減らせるかシミュレーションしてみる(所要時間:2分程度)

人情に負けてはならない

自分の知らない間に、身内が借金をしてしまうことはよくある話です。

そんな時、あなたならどうしますか?

時々、取り立て業者は、本人と連絡が取れない場合、身内の方にも連絡をしてきたりします。

闇金などに引っ掛かってしまった場合は、そういった場合でなくても連絡が来る可能性が高くなります。

「子供の借金は親のあなたが返すのが当然でしょう」と言われた場合、法律のことをよく知らなければ、「確かにそうだなあ」と何となく納得してしまうかもしれません。

しかし、法律的な観点から見れば、たとえ、身内であっても、保証人になっていなければ、いっさい返済を行なう義務はありません

また、債務者や保証人でもない人に、取り立てを行なうことは、賃金業法21条などで禁止されています

つまり違法行為だということです。

違法となる取り立て行為とは?

(ただし、貸金業者が本人と連絡が取れなくなってしまった場合は例外です)

ですから、そういった取り立て対しては毅然とした態度で断るようにしましょう。

情けは子供のためならず

ただ、中には、「そんなことを言っても、放っておくっと、子供が可哀想で・・・」と人情に流されてしまう方もいらっしゃうかもしれません。

特に、気を付けないといけないのは、子どもが勝手にあなたを連帯保証人していた場合です。

自分の知らない間に連帯保証人になっていた場合でも、自分は知らないとはっきり主張すれば、返済する義務は発生しません。

しかし1円でも返済をしてしまうと、自分が連帯保証人であることを追認したことになってしまうので、返済義務が発生してしまいます。

そもそも、あなたが借金を返して上げたからといって、お子さんの借金癖が直る訳ではありません。

人間は、甘えはじめたら、際限なく甘えてしまうようになっているところがあります。

「でも、子どもが借金地獄にハマるのを黙ってみているのは心苦しい」という親御さんもいらっしゃるかと思います。

そういった場合は、是非、お子さんに債務整理を行なうことを勧めて上げて下さい。

債務整理=自己破産=人生が終わってしまうとイメージする方もいらっしゃいますが、実は、まったく反対です。

債務整理は、合法的に借金を免除してもらい、新しい人生の再出発をすることが出来る大きなきっかけを与えてくれるものなのです。

お子さんの将来を思いながら、今のお子さんにとって、何が一番大切なのか、冷静に考えて上げるのが良いでしょう。

借金をどれだけ減らせるかシミュレーションしてみる(所要時間:2分程度)

弁護士や司法書士の力も借りて、お子さんの人生の再出発をよりスムーズにして上げることも是非、検討してみて下さい。

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