債務整理で必要な取引履歴の開示・かかる期間は?

債務整理をする場合、取引履歴を開示して過払い金が発生していないかどうかチェックをまず行います。この取引履歴が開示されるまでどのくらいの期間が必要でしょうか?

弁護士や司法書士に債務整理の依頼をすると、最初に債権者に対して取引履歴の開示請求を行います。弁護士や司法書士が開示請求をすれば、たいていの貸金業者が皆さんのこれまでの取引履歴を提出します。そして利息制限法に基づき利息の計算をして、過払い金が発生していないかどうかチェックします。過払い金が発生していれば、その部分は元金返済に充当されるので借金の圧縮が可能です。

ところでこの履歴の開示請求をしてから実際に手元に届くまでは、業者によって期間に違いがみられます。一般的な傾向として、消費者金融のほうが早く、信販系は時間がかかります。消費者金融の場合、早ければ開示請求してから12週間で提示するところもあります。遅くても1か月前後で開示してくれるはずです。しかし信販会社の場合、2か月とか、遅ければ34か月もかかってしまうケースもあります。

なぜ信販会社は取引履歴の開示に手間取るかですが、取引が複数あることも少なくないからです。信販会社の場合、キャッシングのほかにもショッピング利用があります。しかもショッピングの場合、売り上げが計上されるまでに少しタイムラグがあるといわれています。このため、どうしても時間がかかってしまうのです。

もし信販会社が債権者に含まれている場合、債務整理の完了期間が少し後ろにずれこむことも視野に入れておいた方がいいでしょう。弁護士に依頼したら、進捗状況をこまめに聞いて、あとどのくらいかかるのか確認をしておくといいでしょう。

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