銀行系カードローンでも任意整理をする価値はあるのか

銀行系カードローンの利息は法律の範囲内なので任意整理しても借金が減額されませんが、将来支払う利息をカットできる可能性があります。

銀行系カードローンは利息が法律で定められた限度内となるので、任意整理をしても、一昔前に横行していたグレーゾーン金利のように引き直し計算をして借金を減額するということは期待できません。しかし、まったくメリットがないわけではなく任意整理をする価値は十分にあるので、一度は弁護士に相談して検討してみるべきといえます。

銀行系カードローンの支払いに困って任意整理をすると、それ以降に支払う分の利息がカットされます。銀行系カードローンの利息のほとんどは18%前後なので、これは非常に大きなメリットといって良いのではないでしょうか。しかし、任意整理した後の借金の返済期間は3年間と定められているので、月々の返済額が増えてしまうことには注意が必要です。銀行系カードローンの月々の返済額といえば、たいていは1万円程度なので、ほとんどの場合がかなりの増額となってしまい、せっかく将来の利息がカットされても返済不能に陥る可能性が否定できないのです。また、一定期間は銀行から借り入れできなくなるので、必要な場合はこの点も注意しなければなりません。

さらに、将来支払うべきであった利息のカットには、強制力がないということも念頭に入れておきましょう。たいていは状況を配慮して応じてもらえるものなのですが、経営状態が悪いところなどは応じてくれないことも考えられます。この場合は、任意整理ではなく個人再生や自己破産も考えて行かなくてはなりません。

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