債務整理における合意書とは何か

債務整理の中でも裁判所を通さずに行われる任意整理は、返済額や期間など、和解した内容を記載した合意書を作成する必要があります。

債務整理の中でも、任意整理の場合は他の方法とは違って裁判所を通すことがないので、終了後には決められた内容を記した文書を双方で交わすことになります。この文書は合意書、和解契約書などと呼ばれています。任意整理では、債権者と交渉することで以降に支払う借金を減額したり、利息をカットすることが可能です。その内容に双方が納得すれば和解したこととなり、その証として合意書を作成するわけです。

合意書に記されるのは、和解成立日や返済金額の他、返済期間や返済の開始日、また、一括払いなのか分割払いなのか、といった返済の方法などです。また、万が一返済が滞った時にどのように対処するかも記載されます。実際の書面では債権者を「甲」、債務者を「乙」として記載されます。

このような合意書は2部用意され、債権者と借金をした本人がそれぞれ保管することになります。任意整理を弁護士などに依頼した場合には、合意書はまずは弁護士事務所に届けられてから、本人の元へと届きます。といっても、これら一連の作業を返済に追われて疲弊する中で自身で行うのはかなりの困難を伴うので、無理せず専門家に依頼するのが良いでしょう。ともかく、これで正式に債務整理が終了したことになるので、後は、決められた額の借金をひたすら返して完済を目指すのみとなるわけです。合意書は基本的に再発行などはされないので、特にいくつもの任意整理を行っていた場合などは、すべてを失くさないようにきちんと保管するようにしましょう。

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