債務整理で退職金が貰えなくなる?

債務整理をすると退職金が貰えない、と聞いたことがないでしょうか。本当に退職金が1円も貰えないのかというと、実はそうでもないのです。

債務整理を行うと、借金の減免や免除などをしてもらえる可能性があります。このため、最後の手段として債務整理を検討する方も決して少なくありません。しかし、退職金が貰える状況の場合、債務整理によって退職金が没収されるとも言われています。残りの借金をどう返済するかが問題になりますが、退職金をすべて返済に充てないといけないのでしょうか。

借金をどれだけ減らせるかシミュレーションしてみる(所要時間:2分程度)

任意整理を選んだ場合、債権者との話し合いを行うため、退職金は関係ないのです。もし退職金を貰ったとしても、差し押さえられることはいっさいありません。満額貰うことができます。任意整理は他の方法と違い、裁判所の介入が無いためです。

個人再生の場合は少し事情が異なります。裁判所が介入し、かつ自己破産以上の弁済が義務づけられているため、退職金(見込額)の一部が差し押さえられてしまいます。ただし、弁済に充てる金額は最大でも退職金の25%ほどです。例えば退職金が500万円の場合、125万円は差し押さえられる可能性がありますが、残りの375万円は問題なく受け取れます。個人再生を行っても全額募没収されることはありません。

しかし任意整理は個々のケースによって異なるため、すでに退職金を受け取っている方や、現在の資産状況によって変わる場合があります。できるだけ専門知識を持った弁護士などへ相談してみるのが良いでしょう。その上で、退職金への影響が少なく、かつどのような債務整理の手段が最良か、しっかり決めることが重要です。

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