債務整理に関する判例

債務整理では、法律の条文はもちろんのこと過去に起こったさまざまな裁判例を知っておくことが大切です。なかでも重要になるのが『判例』ですが、ひと口に債務整理の判例といってもいろんな出来事があります。

債務整理の中でも、特に過払い金請求においては多くの判例が出されています。これは任意整理や自己破産といった債務整理よりも、過払い金は知らず知らずのうちに発生していることが多いからです。そのため、最高裁判例によって運用されているともいえます。もちろん、債務整理に関する判例を知っておくことも大切です。

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 数多くの判例がありますが、もっとも多いのが過払い金請求による『取引中断型』です。取引中断型とは取引の分断の問題のことで、平成19213日の最三小判では特段の事情がない限り、第1取引の過払い金は中断した後の第2取引で借入金債務に充当されないことになりました。しかし数か月後の67日には過払い金充当合意という考えが用いられ、一連充当計算が可能に。これは同一の基本契約がある場合ですが、さらに翌月719日では同一基本契約がなくても過払い金充当合意のみで一連充当計算が出来るようになりました。

 これにより、過払い金請求による取引の分断における問題は、過払い金充当合意があるのかどうかということが重要視されるようになましたが、万が一同一の基本契約がない場合は、『第1の基本契約に基づく債務が完済されても、これが終了せず第1基本契約に基づく取引と第2の基本契約に基づく取引とが事実上1個の連続した貸付取引であると評価できる場合』のみ、過払い金充当合意があると判断しています。

 ちなみに、具体的な判断基準はインターネットで確認する事が出来ます。

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