売掛金があると債務整理しにくいって本当?

売掛金があると財産とみなされるため、手元にお金がなくても毎月の返済額が多くなったり余計な出費が発生したり、また解決までにかかる期間が長くなります。

自営業や個人事業主が債務整理をするなら、サラリーマンのように毎月決まった額のお給料をもらっている会社員と比べ、手続きは難しくなってしまうことがあるので注意しなければいけません。特に売掛金がある場合は、まだ回収できていない売掛金も財産とみなされてしまうので、返済しなければいけない金額が多くなってしまったり、再生計画が立てにくいことがあります。特に債務整理の中でも個人再生をする場合には、売掛金があることによって返済額が増え、通常なら借金の金額を大きく減らせるはずの整理方法なのに、思うほど減らせないという事態にもなりかねません。また、手元に現金が全くない状態でも、売掛金があると財産とみなされてしまうので、再生計画も立てにくくなってしまいます。

借金をどれだけ減らせるかシミュレーションしてみる(所要時間:2分程度)

自己破産を選択する場合でも、売掛金があると管財事件という扱いになり、売掛金を回収して金融機関に配当しなければいけなくなりますし、管財予約金という新たな経費が発生するため、相談者にとっては負担が増えてしまいます。また、この回収作業によって時間がかかり、場合によってはなかなか回収できずに督促しなければいけないケースもあり、売掛金が無い場合と比べると解決までにかかる期間が長くなります。

個人事業や自営業の人が債務整理をする場合、できるだけ手続きを始める前に売掛金を回収するか手放すなどの対策を講じておくことをおすすめします。それができない場合には、そうした点も含めて弁護士に相談し、ベストのタイミングと方法で債務整理を進めるようにしましょう。

コメントは受け付けていません。