任意整理と過払い金請求の違いは?

任意整理と過払い金請求の違いについて、聞かれることがよくありません。

どちらも消費者金融など貸金業者(債権者)と交渉しながら行なっていく手続きではありますが、似ているような大きく違うところもありますので、その違いをしっかり認識した上で手続きを進めていくようにして下さい。

任意整理で借金減額はどれくらい可能?

借金をどれだけ減らせるかシミュレーションしてみる(所要時間:2分程度)

任意整理と過払い金請求の違いは?

どちらも共通しているところは、債務者が債権者に対して利息制限法の上限を超える金利(グレーゾーン金利)で利息を払いすぎていた場合、引き直し計算を行なっていくという点です。

ただ任意整理と過払い金請求の基本的な違いとして、

  • 任意整理:債務が残った状態で行なう手続き
  • 過払い金請求:借金をすべて返済(完済)した上で払いすぎた利息分を返還請求する手続き

という点が挙げられます。

また任意整理と過払い金請求の大きな違いとして、任意整理を行った場合は、信用情報機関に事故情報が登録されるというデメリットがあるけれども、完済した後に過払い金請求では、事故情報が登録されないというメリットがあるという点が挙げられます。

債務整理で過払い金が発生したら信用情報は傷つかない?

パターンごとに解説

具体的にパターンによって、どうなるか簡単に整理してみましょう。

任意整理を行ない、結果的に過払い金で残債務がなくなるケース

最初は、任意整理という形で手続きを開始するので、その段階で、いったん個人信用情報に事故情報が登録されてしまいます。

しかし、引き直し計算によって、結果的に借金の元本がなくなり、債務がなくなるだけでなく、逆に過払い金が発生する場合は事故情報がすぐに消えて、ブラックリストから解除されるようになります。

任意整理を行ない過払い金が生じたけれども結果的に債務が残るケース

この場合は、借金は減額されますが、通常の任意整理扱いで、ブラックリストとして登録されてしまいます。

その場合は、約5年間、個人信用機関に事故情報が登録されてしまうため、その間は、新たな借入を行なったり、クレジットカードを作ったりすることが出来なくなります。

微妙なケースの対応について

まだ借金の返済が残っていた段階で、任意整理を行ない、引き直し計算を行った場合、引き直し計算をして、債務が残るかどうか微妙な時があります。

実際、残債務が1円でも残ってしまえば、任意整理扱いで約5年間、不自由な思いをしなければならなくなるので、その時は、注意をしなければなりません。

過払い金請求での良い弁護士や司法書士の選び方

借金をどれだけ減らせるかシミュレーションしてみる(所要時間:2分程度)

ですから、そういった場合は、すべての借金を返済してから手続きを行なうか、弁護士や司法書士など法律の専門家に相談をしながら、どのように手続きを進めていくか決めていかれるのが良いでしょう。

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