養育費は個人再生したら払わなくてもいい?

養育費は個人再生したら払わなくても良いのでしょうか?

個人再生をする時は養育費を払えるような状態ではないので、支払いは免除されるのではという考えにもなりがちです。

ただ、法律的な観点から見れば、個人再生をしても養育費は払い続ける必要があります

実際、そのような状況に追い込まれると個人再生をしても借金の整理がうまくいかない可能性も高くなります。

ですから、借金問題をきちんと解決していくためにも、法律の専門家に相談をしながら、どうすれば上手に借金を減らせるのか一緒に考えてもらうのが良いでしょう。

借金をどれだけ減らせるかシミュレーションしてみる(所要時間:2分程度)

離婚後に会社の業績が悪化

離婚して養育費をずっと払っていたが、経営していた会社の業績が悪化して、会社をたたむ(休業)ことになったから相談を受けた時の話です。

毎月10万円の養育費を元妻に払っていたのですが、会社の借金、従業員の給料さえ払うことが難しい状態。

現在は再婚して新しい家族がいるので、家だけは守りたいということで個人再生を希望。

この方が1番気になっていた部分が、個人再生した場合、今後の養育費も減額の対象になるのかということでした。

個人再生では養育費も減額対象になるのか?

養育費は民事再生法の非減免債権で減額対象外になります。

よって個人再生手続きをしても養育費は払い続ける必要があります。

個人再生手続開始決定後も、離婚後の養育費はこれからも常に支払いが発生するものので、毎月支払っていく形になります。

更に、養育費の未払いがあった場合には、滞納分×再生計画案による返済率から出た金額を払っていき、弁済期間が終わってから残りの養育費滞納分を支払っていく事になります。

まとめ

個人再生だけではなく、自己破産しても、養育費に関しては、減免されることはありませんので、何をどうあがいても最後まで払い続ける必要があります。

現在の収入状況にもよりますが、養育費の支払い負担が大きい場合、個人再生が認められない可能性もあります。

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この相談者の方は、結果的に個人再生することになったのですが、養育費の問題が絡んでいる場合、特に自己破産、任意整理も含めて、まずは借金整理の専門家に相談してみるのが解決への近道だと言えます。

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