任意整理の費用の相場

返済能力がある程度あった場合、任意整理がオススメですが、その場合の費用の相場について解説していきます。

借金をどれだけ減らせるかシミュレーションしてみる(所要時間:2分程度)

任意整理に掛かる費用

任意整理に掛かる費用は大きく2種類に分かれます。

●弁護士や司法書士へ依頼することによって発生する費用(着手金・基本報酬)
●減額した債務の金額によって発生する費用(減額成功報酬・過払い返還報酬)

具体的な内訳についてご紹介していきます。

着手金

まず任意整理の委託契約を結び、具体的な手続きを開始するために必要なのが着手金です。

任意整理の場合は、債権者一社に対して、それぞれ掛かってくるのが通常の流れとなります。

相場は、20,000~40,000円ぐらいです。

また、中には着手金0円で始められる事務所もあります。

基本報酬(解決報酬金)

これは、任整整理で債権者と和解をして、手続きが終わった際に発生する金額です。

これも、着手金と同様、1社あたりで計算をしていきます。

各法律事務所の料金プランを見てみると、

着手金が高くても基本報酬がゼロ
着手金がゼロでも基本報酬は高い

というパターンによく分かれるので、着手金と基本報酬を合わせたトータル金額の相場が、20,000~40,000円ぐらいだと考えて良いでしょう。

減額成功報酬

消費者金融など貸金業者との和解交渉によって、借金の金額を減らすことに成功した際、その減額分に対して発生する報酬です。

基本的には減額分の10%(1割)が報酬となるケースが多いです。

過払い返還成功報酬

過払い金が発生した際、場合によっては、現在の残債務よりも金額が多くなり、逆に債権者からお金を返してもらうケースが出てきます。

その場合、取り戻した金額の20%(2割)を報酬として発生するところが多いです。

減額成功報酬と過払い返還成功報酬の違い

たとえば、100万円の債務があり、引き直し計算を行うと、過払い金が120万円発生して、最終的に20万円返還されたとします。

この時に掛かる弁護士費用は、

着手金+基本報酬+減額成功報酬(100万円x 0.1)+過払い成功報酬(20万円x 0.2)

という計算になります。

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弁護士や司法書士への支払いの流れについて

基本報酬や減額成功報酬は、任意整理の和解後に正式に発生するものですが、任意整理の期間中から前もって弁護士費用を払っていくケースが多いです。

そのようなシステムが採用されるのには、ちゃんとした理由があります。

任意整理の手続きを開始すると、弁護士や司法書士が受任通知を送った段階で、取り立てがストップしますが、その際、支払い請求も行なわれなくなります。

和解が成立した後、新たな返済スケジュールに従って、再度、債権者への支払が始まっていくのですが、それまで約3~6ヶ月の間、空白期間が出来て、債務者によっては金銭的な余裕が少し生まれます

その期間に弁護士費用を分割で少しずつ払っていけば、新たなプランでの返済が始まった際、弁護士費用と貸金業者への支払いが重なって大変になるというリスクを事前に回避することが出来ます。

借金をどれだけ減らせるかシミュレーションしてみる(所要時間:2分程度)

具体的な料金体系や支払い方法については法律事務所によって分かれますので、最初に相談をする際は費用面についても事前に確認しておくことをオススメいたします。

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