親の借金を見捨てる場合でもやっておいた方が良いこと

親の借金を見捨てるべきかそれとも肩代わりをするべきかは、なかなか悩むところではあります。

自分を育ててくれた親の借金を見捨てるのは人としてどうかと思ってしまう人もいるかもしれません。

しかし、だからといって、親の借金の責任を子供が追う必要は一切ありません

逆にズルズルとお金を貸して上げる方が、かえって親のためにはなりません

ただ、完全に親の借金を見捨てるのは酷なので、そういった場合は親がどうすれば借金を減らすことができるか、アドバイスをして上げるのが良いでしょう。

借金をどれだけ減らせるかシミュレーションしてみる(所要時間:2分程度)

親の借金を見捨てるべきか悩む夫婦

私が働いていた弁護士事務所に、実家の親の借金を見捨てるべきか相談に来られた女性がいらっしゃいました。

実家の母親は、欲しいものは何でも買ってしまう性格で、借金が多いらしく、時々、息子夫婦の家にやってきては、お金を貸してくれとお願いしていたそうです。

最初は、しょうがないので、貸していたのですが、その方も子供の塾代とか大変なので、そんな余裕はなくなってきました。

父親や母親あるいは親戚が、事業を失敗したり、ギャンブルや買い物でお金を使いすぎたりして、多額の負債を負ってしまうことは時々あります。

そんな時、息子や娘は、その返済責任を負わなければと感じてしまいがちです。

しかし、社会的観点から見れば、両親の借金に対して、その子供は、保証人や連帯保証人になっていない限り、一切返済の義務を負う必要はありません

仮に、貸す側が、「親の尻拭いはあんたがすべきだ。」と言ってきたりしても、応じる必要はまったくないのです。

親に甘えの道を作らない

ただ、それでも「親には今まで育ててもらったから、見捨てるのもどうなのか」と義理を感じてしまうお子さんもいらっしゃいます。

しかし、親の借金を肩代わりして上げることが、本当に親のためになるのでしょうか。

もしかしたら、両親は、「これでまた借金が出来る!」と思って、更にお金を借り続け、借金癖が一生治らなくなってしまうかもしれません。

変に甘えの道を作って上げることは、実は、本人達のためにならないことが圧倒的に多いのです。

ですから、親の借金に責任を負わないことが親を見捨てることだとは決して思わないでください。

親の借金を見捨てる代わりにやるべきこと

ただ、やはり親は親なので、そのまま見捨てて放置することに胸を痛める方もいらっしゃるかと思います。

そういった場合は、法律の専門家を紹介して上げて、親が自分で借金問題を解決できるよう後押しして上げるのが良いでしょう。

親も自立した人間なので、甘えの道はしっかり絶つようにしていきましょう。

借金をどれだけ減らせるかシミュレーションしてみる(所要時間:2分程度)

“負うた子に教えられて浅瀬を渡る”という言葉もありますし、子供の助言で親が救われることもありますので、親を見捨てるというよりは、甘えはカットしながらも、愛情を持って接して上げて下さい。

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