家賃滞納を任意整理の対象にしてはいけない理由

家賃滞納分は任意整理の対象にした方が良いのでしょうか?

借金の返済が難しい場合は、まとめ債務整理をしてしまいたい気持ちになってしまうかもしれません。

しかし、結論を言えば、家賃滞納分は出来るだけ任意整理の対象にしないことをオススメいたします。

なぜなら、家賃滞納分を任意整理の対象にすると、結果的に契約を解除され、立ち退きを命じられる可能性が出てくるからです。

さらに保証人(連帯保証人)へ、支払いの請求がされるので、その方にも大きな迷惑が掛かってしまいます。

ですから家賃滞納分は任意整理せずにそれ以外の債務を整理するというのが最も安全な良い方法となります。

ちなみに、家賃以外の債務がどれくらい減らせるかは、こういったサービスを利用すれば、簡単に調べられます。

家賃滞納分以外の借金をどれだけ減らせるかシミュレーションしてみる(所要時間:2分程度)

家賃の滞納が続いてしまった場合

もちろん、家賃の滞納分を放置していると深刻な事態に巻き込まれてしまいます。

家賃の滞賃期間が長引いてしまうと、遅延損害金を請求されるだけでなく、通常は滞納が3~4ヶ月を過ぎた辺りから、保証会社や大家さんからの立ち退き請求のアクションが始まります

裁判になることを想定して、大家さんから、内容証明郵便が送られてきます。

そこで、家賃を支払うか、建物を明け渡すかの確認が出来なければ訴訟問題に発展してしまいます。

建物明け渡しの判決が出れば、まず立ち退きの催促をされ、それでも出て行かなければ、大家さんが強制執行を裁判所に申し立てるようになります。

そして期日までに出ていかなければ強制執行が行なわれてしまいます。

こちらの記事にも詳しくまとめています。

リストラで家賃の支払いが出来ない、滞納を続けたらどうなる?

自己破産だと家賃滞納分の整理は避けられない

私が働いていた弁護士事務所にも、借金の返済が出来ず、家賃の滞納分も溜まっていて、自己破産を検討している方がいました。

しかし、個人再生や自己破産ですと、家賃の滞納分だけ整理する対象から外すことが出来ません

ですから、立ち退き請求を覚悟するか、すべての家賃を払い切ってから、債務整理を開始するしかありません。

しかし、立ち退きになってしまうと債務整理後に新しく家を探すのも大変ですし、家賃を払い切ると言っても多額の債務を抱えている状態だと大変です。

ある意味、究極の選択となってしまうので、その方も、かなり困っていました。

しかし、家賃以外の債務を精査してみたところ、任意整理でかなり借金を減額できることが分かりました。

結局、その方は、任意整理を通じて、月々の返済を軽く出来た分、がんばって家賃の滞納分を返していくことにしました

そして、最終的には、立ち退きを受けることもなく、すべての債務を完済することに成功したのです!

早めに弁護士に相談をした方が良い理由

家賃以外の債務を任意整理でどれだけ減らせるかは、実際に手続きをしてみないと分からないところがあります。

ただ、だからといって何もせずに、家賃滞納の問題は長引いてしまうと、住むところがなくなってしまうという深刻な事態を招いてしまいます。

ですから早めに、弁護士や司法書士に相談して、どのようにしていくべきか相談するようにしていきましょう。

家賃滞納分以外の借金をどれだけ減らせるかシミュレーションしてみる(所要時間:2分程度)

家賃滞納を任意整理の対象としなくても、借金問題を解決している方は多いので、希望を持ってがんばって下さい。

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