子供の借金に親の返済義務はあるか?死亡した場合の相続は?

子供の借金に対して親の返済義務は、基本的には発生しません。

しかし、子供が死亡した場合は、借金の相続権が親に生じるので、3ヶ月以内に相続放棄をしないと、親の返済義務が発生してしまいます。

その他にも親が子供の借金の保証人や連帯保証人になっている場合でも、親は返済をしなければならなくなります。

もし、トラブルに巻き込まれてしまいそうな場合は、法律の専門家へ無料相談してみるのが良いでしょう。

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子供の借金と親の返済義務について

以前、30代後半の独身の息子が交通事故で急死した後、実は貸金業者から100万円以上の借金をしていることが分かったという女性が相談に来られたことがありました。

ご両親は、息子さんの借金の保証人や連帯保証人になっている訳でもありませんでした。

お子さんが生きている場合は、こちらの記事にも書いてありますが、子供の借金に対して親の返済義務は一切発生しません。

子供の借金と親の責任

ただし、子供が亡くなってしまった時、事情が少し変わってきます

借金の相続と相続放棄について

まず、お子さんの相続人が誰になるかということが問題になります。

もし息子さんや娘さんに、配偶者やお子さんがいれば、民法の規定に従って、第一順位の法定相続人は配偶者とその子供(親御さんから見れば孫)となります。

しかし、今回のケースのように子供が未婚のまま亡くなってしまった場合は、次の相続人は両親となります。

(もし、両親が死亡していれば、祖父母、祖父母も他界していれば兄弟姉妹へと相続権は移っていきます。)

もし、子供が財産を持っていれば、相続という形になりますが、負債を抱えていれば、その返済義務が発生します。

相続する資産よりも返済すべき借金の金額の方が上回ってしまった場合、子供が亡くなったことが分かった日から3ヶ月以内に相続放棄という手続きを取ることによって、借金返済の責任を免れることが可能となります。

具体的には、家庭裁判所に相続放棄申述書を提出するようになりますが、そこで相続放棄が認められれば相続放棄陳述受理証明書が交付されます。

これは、親が借金を抱えたまま亡くなって子供が法定相続人になった場合も、同様の話が成り立ちます。

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子供の借金に対して親の返済義務は条件によって、生じない場合もあれば生じるケースもありますので、不安な方は、法律の専門家に気軽に相談をしてみて下さい。

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