債務整理の家族への影響は?住宅ローン・進学・就職など

債務整理をすると家族への影響がいろいろ出てしまうのではと不安になり、なかなか踏み切れない方がいらっしゃいます。

特に、住宅ローンの審査を受ける場合や、子供が進学や就職をする場合は、どうしても気になってしまうものです。

ただ、債務整理はあくまでも個人の問題となるので、家族への影響はないというのが原則となっています。

それでもいくつか注意すべき点もありますので、心配な方は、法律の専門家に相談をしながら慎重に進めていかれることをオススメいたします。

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債務整理はあくまでも個人の問題

私が働いている法律事務所にやって来た方で、家計のやりくりが厳しくて、ご主人に内緒で、借り入れを行なう内に返済不能になってしまった専業主婦の方がいらっしゃいました。

債務整理を検討されていたのですが、家族への影響を非常に心配されていました。

その方には、お子さんが3人いたのですが、それぞれ大学受験や就職を控えたいたので、息子さんや娘さん達が不利な状況に追い込まれることを恐れていたのです。

また、ご主人もマンションを購入するため住宅ローンを組もうとしていたので、このタイミングで債務整理をすると家族への影響が多き過ぎるのではないかと話されていました。

しかし実際は、債務整理を行っても家族に影響が及ぶことは原則としてありません

もちろん、家族が借金の保証人(連帯保証人)になっていれば、話は違って来ますが、債務整理は、あくまでも本人のみの問題として扱われるからです。

債務整理を行うと、信用情報機関に事故情報が登録されますが、そこに家族の情報まで記載されることはありません。

ですから、ご家族の個人信用情報が傷つくことは一切ないのです。

住宅ローンや進学・就職活動への影響は?

仮に自己破産を行なった場合、住宅ローンを組んでいたら、家を手放さなくなり、そこで、同居している家族に影響が出たりする場合もあります。

しかし、賃貸の家に引っ越すことによって対応することは可能です。

また、債務整理後に、ご主人が住宅ローンを組む場合でも、ご主人の名義で申請をするのであれば、基本的に問題ありません。

ただ、債務整理を行なった配偶者の方が連帯保証人になる場合は、信用情報が審査されて引っ掛かってしまう場合があります。

ですから、その場合は、別の方を保証人として立てるか、保証会社を使うかなどの方法を選択すれば良いでしょう。

ちなみに、個人再生であれば、住宅ローンを守った上で債務の整理を行なうことも出来ます。

また、任意整理の場合は、こちらの記事にまとめています。

任意整理をすると家族に影響はありますか?

もちろん、債務整理を行っても、お子さん達の進学や就職活動に影響が出ることはありません

何度も繰り返しますが、債務整理はあくまでも債務者ご自身の問題となるからです。

債務整理をした場合の家族への影響が気になって相談出来ない人もいますが、家族に迷惑を掛けない方法はいろいろあるので、まずは法律の専門家へ気軽に相談をしてみて下さい。

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