自己破産後の生活@いろいろ制限されないか心配な方へ

自己破産後の生活について、いろいろ心配される方もいらっしゃいます。

しかし、実際は、自己破産後も普通の人達とまったく変わらない生活をされている方がほとんどです。

ここでは、自己破産後は具体的にどういう生活が待っているのかについて具体的に解説をしていきます。

またそれでもいろいろと不安になってしまう方もいらっしゃるかと思います。

そういった方は、法律の専門家に無料で何度も相談できるサービスを利用しながら、自分で納得できる形で進めていかれることをオススメいたします。

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自己破産後の生活について

私の事務所に、自営業をしているお父さんの借金の問題について相談に来られた方がいらっしゃいました。

小さなお店(店舗)を経営している親御さんが消費者金融からも含めて多額の借金をしてしまっていたというのです。

親御さんはお店を閉めることに対してはしょうがないと思っていました。

しかし年金生活が間近ということもあり、自己破産後の生活がかなり悲惨になるのではないかと心配をされていたそうです。

実際、自己破産後の生活は普通の人の日常的な生活とほとんど変わりがありません。

もちろん、自己破産を行なうといろいろ制限を受ける部分も出てきます。

それでも、どこまでが問題となるのか、きちんと把握しておけば、それほど恐れることはないということが分かるでしょう。

財産やお金が持てなくなる?

自己破産をする場合は以下の条件に該当する財産は処分しなければなりません。

  • 換価して20万円以上の財産
  • 99万円を越える現金

ただ、年金など、自己破産で免責が確定した後、入ってくるお金に関しては問題なくもらうことが出来ます

ですから、年金保険料をしっかり払ってきた方であれば、自己破産後の生活がそれほど苦しくなるワケではありません。

職業が制限される?

自己破産手続きの申立てをした後、免責が確定するまでは、制限される職業もあります。

実際、自己破産手続きを行なうと、免責許可が決定するまで掛かる期間は以下のようになります。

  • 同時廃止であれば1~2ヶ月
  • 管財事件であれば半年~1年

もちろん、この期間中は職業が制限されてしまいますが、免責さえ確定してしまえば、自己破産後の生活では、どんな仕事をしても構わないということになります。

お金の借入が出来なくなる?

自己破産後の生活で一つやっかいなのは、手続きを行なった後、5年~10年間は、個人信用情報機関に事故情報が登録される、すなわちブラックリストに載ってしまうということです。

その期間は、クレジットカードを作ったり、キャッシングを行なったり、ローンを組んだりするなど、新たな借り入れを行うことは出来ません

ただ、それが一生続く訳ではなく、事故情報が消えれば、また元の状態に戻るということになります。

自由に行動が出来なくなる?

管財事件(少額管財事件を含む)の場合は、破産管財人が、財産を債権者に分配する手続きを行なう期間において、転居や旅行をする際、制限が掛かります

(ただし、事前に申請をすれば許可される場合も多いです)

これも免責が確定されば、自由に行動が出来るようになるので、自己破産後の生活がそこまで束縛されることにはなりません。

他の人にバレてしまう?

自己破産を行なうと、政府が発行している機関紙である官報に名前が記載されてしまいます。

しかし一般の人が官報を見る機会はまずないので、他の人にバレることはまずありません

また、管財事件になった場合は、本籍地の市区町村役場の破産者名簿にも記載されますが、こちらの名簿も一般の人は見られないようになってるので、問題はありません。

ですから、官報などに記載がされても自己破産後の生活に影響が出ることは、ほとんどあり得ないと言えます。

本当に自己破産で良いか?

ただ、相談者の方のお父さんが持っていた借金の中には、連帯保証人がついた債務が含まれていました。

自己破産をする場合は、すべての債権者を伝え、債務を整理しなければなりません。

ですから連帯保証人のついた債務を整理すると、その返済義務は連帯保証へ行くようになります。

そうなってしまうと、たとえ自分は自己破産後に借金がチャラになったとしても連帯保証人は借金の返済義務を負って苦しむことになるので、そこで後ろめたい気持ちを感じてしまうかもしれません。

結局、その方のお父さんは、整理する債務を選ぶことが出来る、任意整理という形を選択しました。

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自己破産後の生活は、基本的にはまったく問題ありませんが、保証人の人達などに出来るだけ迷惑を掛けたくない人は、他の方法で借金問題を解決できないか模索してみると良いでしょう。

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