自己破産の復権とは?

自己破産をすると、一時的にいくつかの社会的制限を受けるようになります。

具体的には、
●引越しや旅行の制限を受ける(ただし、管財事件の場合のみで同時廃止の場合は制限を受けません)
●一部の職業や資格の制限を受ける

の2点です。

ただし、この制限は、いつまでも続く訳ではなく、復権をすることによって解除されます。

同時廃止の場合は、自己破産の申し立てをしてから1~2ヵ月で免責が決定し復権するという流れが基本です。

ただ、管財事件になってしまったり(1年以上掛かることもあります)、免責が難しくなってしまった場合は、復権までにもっと時間が掛かるようになってしまいます。

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自己破産の復権がなされるタイミング

復権がされるタイミングは、破産法の第255号で定められていますが、具体的には以下の4点です。

  1. 免責許可の決定が確定された時
  2. 破産手続き開始の決定が確定した時
  3. 再生計画認可の決定が確定した時
  4. 破産手続き開始後、有罪確定判決を受けずに10年を経過した時

つまり、免責を受けられれば、すぐに復権が出来るけれども、そこでつまずくと、復権までに最長10年間掛かってしまうということになります。

もちろん、借金の理由などによっては、免責不許可事由に該当して、免責がすぐに決定しないこともありますが、誠実に事情を説明していけば、裁量免責という形で、大抵の場合は、免責されます。

また、一度、免責が確定した後、7年間は、再度、自己破産をしても免責は受けられませんので、その点もご注意下さい。

復権したからといって、すべて許される訳ではない

ただし、復権をすれば、それで全てが元通りになる訳ではありません。

自己破産後は、信用情報機関に最大で10年間、事故情報が登録されて、ブラックリストに載ってしまうので、その期間はクレジットカードを作ったり、ローンを組むなど、新たな借入が出来なくなるという制限を受け続けます。

本当の意味で、元の状態に戻るのは、信用情報の事故情報がなくなってからということになります。

自己破産は、復権するまで、様々な制限を受けることになりますが、債務整理の中には、任意整理や個人再生などブラックリストに載る以外は制限がほとんどない手続きもあります

どの手続きが良いかは、法律の専門家に相談をする中で決めていくようにしていって下さい。

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