自己破産をしたら年金を受給できなくなるのでしょうか?

50代ですが、事業で失敗して、多額の借金を抱えるようになってしまいました。

自己破産を考えているのすが、その場合、年金を受給できなくなってしまうのでしょうか?

自己破産をしても、年金は、処分をしなければならない財産の対象にはならないので、大丈夫です。

年金は法律で保護されている

年金というのは、将来的に働けなくなっても、生活をしていく上で、欠かせないものです。

これがなければ憲法上で保証している国民の生存権が脅かされることにもなりかねません。

ですから、きちんと年金を納めておけば、たとえ債務整理を行っても、年金は守られるようになっています

自己破産をした場合、基本的は、すべての所有財産が処分されてしまいますが、年金自体は、差し押さえ禁止財産として指定されているので、大丈夫です。

今までコツコツと払ってきた年金が無効になることはないので、ご安心ください。

また、自己破産後に生じる、年金による収入は、新得財産ということもあり、この観点から見ても差し押さえの対象にならないことははっきりしています。

民間の個人年金は適用外

ただ、気をつけないといけない点もあります。

まず、一つ目は、差し押さえの対象から外れるのは、国民年金、厚生年金、共済年金などの公的年金のみです。

民間が行っている個人年金は差し押さえの対象となりますので、注意してください。

もう一つは、自己破産の際、年金を受給する際の振込先の口座が、凍結されてしまえば、そこからお金を引き出せなくなってしまうという点です。

もし、年金を既に受給されている方は、その点を注意して、凍結されていない振込先口座へ変更するようにして下さい。

自己破産後の生活について

年金を払い続けてさえいれば、年金をもらえる権利は、その人の一生の権利となります。

自己破産をすることによって、老後の生活が脅かされることはありませんので、安心して弁護士の方に相談してみて下さい。

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