数十万円の借金でも債務整理できる?

債務整理は必ずしも、数百万、数千万といった多額の借金を持つ場合だけ行われるものではありません。

債務整理というと、何百万、何千万といった巨額の借金がある場合にとる最終手段といったイメージを持つ人が多いと思われますが、数十万程度の借金であっても収入の少ない人、職に就いておらず収入のない人にとっては債務整理を行わざるを得ないほどの大きな負担となる場合もあります。

借金をどれだけ減らせるかシミュレーションしてみる(所要時間:2分程度)

1歳の子供を持つ専業主婦のBさんは、まだ働いていた頃に作ったクレジットカードを使って60万円の借金をしてしまいました。仕事をしていないため、当然Bさんが自分で借金を返済することはできず、また家計にも全く余裕がなかったため、Bさんの夫が立て替えて返済することもできない状況でした。そこでBさんは債務整理を行うことを決意しました。

債務整理には任意整理と個人再生、自己破産の3つがあります。自己破産は返済が不可能な状況であることが裁判所で認められなければ、借金の免責許可が下りることはありません。Bさんの場合は働いて返済することができる状況であったために自己破産の選択肢はありませんでした。また、個人再生は借金を大幅に減額することができますが、最低でも100万円は支払わなければならないため、60万円の借金では減額効果がありません。そのため、Bさんのケースで取り得る手段は任意整理のみでした。

任意整理を行う場合も、債務者に安定した収入があることが条件となるため、Bさんは近所に住む義母に子供を預け、パートで働きに出ることになりました。そして任意整理により利息分の支払が免除され、3年間かかって60万円の借金を返済することができたのです。

借金をどれだけ減らせるかシミュレーションしてみる(所要時間:2分程度)

コメントは受け付けていません。